サン・ペレグリノ・スパークリング・ナチュラル・ミネラルウォーター 500mlは、最近お気に入りのミネラルウオーターです。
S.ペレグリノは、イタリアのロンバルディア州ベルガモ近郊のサン・ペレグリノ・テルメ地域のヴァル・ブレンバナにある天然の泉から湧き出るミネラルウォーターです。炭酸ガスは瓶詰め過程で添加されています。この炭酸ガスは「自然由来の炭酸ガス」として、泉の近くの天然ガス鉱床から採取されたものを使用しています。
サンペレグリノの特徴的なきめ細かい泡や味わいは、この添加される炭酸ガスの量や方法によって調整されています。
S.ペレグリノの場合、TDSは約850-915 mg/Lであり、比較的ミネラル成分が豊富な高TDSの水に分類されます。この高いTDS値がS.ペレグリノに特徴的な味わいを与えています。
■由来
サンペレグリノ(San Pellegrino)は、イタリア北部ロンバルディア州の自然豊かな「サンペレグリノ・テルメ」で採水される、世界的に有名な炭酸入りナチュラルミネラルウォーターです。1899年の創業以来、125年以上にわたり世界中で親しまれており、特にファインダイニングや高級レストランで「テーブルウォーターの最高峰」として高く評価されています。
特徴
きめ細やかな泡立ちと繊細な口当たり
サンペレグリノの炭酸は非常にきめ細かく、繊細な泡が特徴です。そのため、口当たりが柔らかく、炭酸の刺激が強すぎないため飲みやすいのが魅力です。炭酸水が苦手な方でも始めやすいとされています。最近は強炭酸水が人気ですが、この製品も味わい深いと思います。
豊富なミネラルバランス
サンペレグリノは、カルシウムやマグネシウムなど14種類以上のミネラルを豊富に含みます。硬度は約600mg/L以上と非常に高く、硬水に分類されます。これにより、しっかりとしたミネラル感とコクのある味わいが楽しめます。
成分
1リットル当たり(500mlですので、実量は1/2です)ラベルに記載してある量です。製品や採水時期により多少違いがあるようです。
*総溶解固形物: 862 mg/L
*Sulfates 硫酸塩: 418 mg/L
*Bicarbonates 重炭酸塩: 252 mg/L
*Calcium カルシウム: 174 mg/L
*Magnesium マグネシウム: 49.6 mg/L
*Chlorides 塩化物: 48.7 mg/L
*Sodium ナトリウム: 31 mg/L
*Silica シリカ(ケイ素): 7.0 mg/L
*Nitrates 硝酸塩: 2.9 mg/L
*Potassium カリウム: 2.4 mg/L
*Fluoride フッ化物: 0.5 mg/L
■pH値: 7.6 (中性)
■硬度: 667-847 mg/L
■マグネシウム量について
ペリエに含まれるマグネシウムの量は1リットルあたり約4.2 mg (mg/L)です。
これと比較すると、サンペレグリノには1リットルあたり約49.5 mg (mg/L)のマグネシウムが含まれており、ペリエよりも約12倍のマグネシウム量があることがわかります。
私の経験ではここまでマグネシウムが含まれていると、お腹がゆるくなることがあるので、事前に注意が必要です。