基本的な支払いの流れ
OPEN AIのAPIを使用する際の支払い方法は、「事前にカード登録→前払い入金→従量課金制」の仕組みになっています。
1. クレジットカード情報の登録
まず最初に、OpenAIプラットフォームにクレジットカード情報を登録する必要があります。
- OpenAIの公式サイトにログイン後、「Settings」→「Billing」を選択
- 「Add payment details」ボタンをクリック
- 個人(Individual)または法人(Company)かを選択
- クレジットカード情報と住所などの必要事項を入力
2. 初回料金のチャージ(前払い)
APIを利用開始するには、最低5ドルの初回チャージが必須となっています。
- 2025年現在、APIを無料で使う方法はありません
- クレジットカード登録後、最低5ドル(上限はありませんが通常5から100ドル)をチャージする必要があります
- このチャージしたクレジットは「クレジット残高」として表示され、有効期限は1年間です
- 以前は初回登録時に18ドル分の無料クレジットがついていましたが、現在は廃止されています
3. 従量課金の仕組み
APIを使用すると、チャージした残高から使用量に応じて差し引かれていきます。
- 使用するAIモデルによって単価が異なります(GPT-4oは高く、GPT-4o-miniは安いなど)
- 主に「入力トークン数」と「出力トークン数」に応じて課金される仕組み
- 画像生成は作成枚数、音声認識は時間で料金が変動します
- クレジット残高がなくなると、追加チャージが必要になります
これは、2023年1月31日に18ドル入金しましたが、2023年5月1日で期限切れです。(無料お試し分です。)
2024年4月12日に10ドル入金しましたが、2025年5月1日で期限切れで使用できません。
2025年5月1日に10ドル入金して残高が9.99ドルあります。使用期限は2026年6月1日です。
ということです。
4. 自動チャージの設定(任意)
頻繁に利用する場合は、残高が少なくなった時に自動的にチャージする設定ができます。
- 「Enable auto recharge」ボタンから設定可能
- 「残高がこの金額以下になったら」(5から95ドルで設定)
- 「この金額を自動チャージする」(10から100ドルで設定)
5. 使用制限の設定(任意)
予期せぬ高額請求を防ぐために、月額の上限を設定することが推奨されています。
- 「Settings」→「Limits」から設定可能
- 「月額の使用上限額」を設定すると、その金額に達した時点でAPIの利用が停止される
- 「通知を受け取る金額」も設定できる(設定した金額に達するとメール通知が来る)
残高や使用料金の確認方法
- 現在の利用料金:OpenAIプラットフォームの「Usage」メニューから確認可能
- クレジット残高:「Settings」→「Billing」から確認可能
- 使用状況:各AIモデルごとのリクエスト回数や料金の詳細も確認できます
OpenAIのAPI用クレジット(プリペイド方式で購入した分)は、
購入日から1年間の有効期限があります。1 年以内に使い切らなかった場合、残っているクレジットは自動的に失効(没収)され、以降は利用できなくなります。
「クレジットの有効期間は1年なのであらかじめ大量に買っておく、というのはお勧めしません。」
「クレジットの有効期限は1年なので1年で5ドル分使わないなら損。」
このため、使う予定に合わせて必要な分だけ購入するのが推奨されます。
まとめ
OpenAI APIの支払い仕組みは「事前にクレジットカード登録→最低5ドルの前払い→使用量に応じた従量課金」という流れになっています。頻繁に利用する場合は自動チャージを設定し、予期せぬ高額請求を避けるために使用制限の設定をすることが推奨されています。
APIを使用する際は、どのモデルを利用するかによって料金が大きく変わるため、事前にOpenAIの料金ページを確認することをお勧めします。
GoogleやAnthropicも同じ仕組なので、すべて前払いでいくらか先払いしておく必要があります。
この無駄を防ぐ方法は、Open Routerを使用することです。