無料で利用できるのはChatGPT3.5ですが、有料サービスとしてはChatGPT4.0（GPT4）があります。
ChatGPT3.5も素晴らしいですが、より高度な回答や特化した分野の情報が必要な場合には、ChatGPT4.0を利用するのがおすすめです。
その上、API（Application Programming Interface）を通してさらに高度な利用が可能です。
APIには大きく分けて２つの系統があります。OPEN AI系のサービスとMicrosoft Azure系のサービスです。
具体的には、OPEN AI APIとMicrosoft Azure OpenAI APIとして知られ、これらは多くのIT企業によって有料で提供されています。
もちろん、資金と技術要員が確保できる企業は自社でAPIを開発することも可能ですが、専門性を求める場合には既存のサービスをサブスクリプションとして利用するのが無難です。
新しいAPIが日々登場しているので、必要に応じて最適なものを選べるでしょう。
CHATGPTで期待した回答が得られない場合の原因は主に以下の3点です：
1,プロンプト（指示文）の作成の不備。
2,2021年10月以降の情報やエベントの欠如。
3,ChatGPTが元々持っていないデータや情報。
1の問題に対する解決策として、プロンプトエンジニアリングという手法が考案されています。一方、2と3の問題はAPIを使用することで解決可能です。
業種や業態に関わらず、文章生成AIは業務の効率化や自動化に大きく貢献します。
例として、
1,旅費精算の際にレシートや領収書の写真をAPIに送信するだけで、自動的に経理処理を行う。
2,電子帳簿保存法に対応した請求書をPDF形式で送信する際、PDFを読み込ませるだけでEメールの作成から送信までを自動で処理する。
3,社員ごとの給与明細に、各社員に合わせた感謝のメッセージを自動生成して記載する。これには社内のプロジェクト管理データをAIに取り込むことが前提となります。