ChatGPTで文章を作成できることは広く知られていますが、最近、Code Interpreterという機能がリリースされました。まだベータ版で正式リリースではありませんが、Excelをよく使う人にとっては便利な機能です。今回は、20日分のアクセスログを記載したCSVファイルをひとつにまとめてもらうことにしました。この機能はExcelのPower Queryという機能を使用してもできますが、ChatGPTの方が全くの素人にとっては楽です。4を利用するためには月20ドルのGPT PLUSに別途加入する必要があります。
前提
有料のChatGPT Plusを使用しているか、OpenAIの従量制課金プランに加入していること。
私の場合、最初はChatGPT PlusのUS$20/月プランを利用していましたが、普通の人はChatGPTだけで一ヶ月に$20使うことはまずないので、OpenAIの従量制課金プランに変更しました。自分で毎月の上限値を決定できるので、上限は$20にしてあります。
実際のところ、$5/月も消費していません。時々、画像作成AIのDALL-E2も利用していますが、その課金も含まれています。
★訂正 2023年8月中旬からopen aiの従量制課金は、API経由のみとなったようです。従ってopen aiの有料プランに加入してもGPT-4を利用するためには月20ドルのGPT PLUSに別途加入する必要があります。
今回の目的
Google広告のクリック請求がおかしいと感じたので、サイトで見つけた有料サービスのスクリプトを入れて生ログを取得しました。ダウンロードしてGoogle広告との整合性を調べることになります。Google広告もCSVでダウンロードできます。その後、ChatGPTにプロンプトを与えて、オーガニック検索やBOTからのアクセス、ブックマークからのアクセスを除外したものを書き出します。さらに、Google広告のExcelデータとアクセスログのExcelデータをCode Interpreterにアップロードして差異と原因を分析してもらいます。さすがに、AIだけで原因究明まではいかないと思いますが、将来的には可能性があるでしょう。
内容
最初のところでつまずきました。Code Interpreterでアップロード量の制限があるようです。今回はCSVファイル数が10個まででした。文字数の制限もあるかもしれません。
コードやアウトプットファイル名を指定しなくても、勝手に名前をつけてダウンロードホルダーへ作成してくれました。
あっという間にできました。1分もかからなかったと思います。
EXCELの場合は、データ>データの取得>さらに3ステップくらいクリックして結合ファイルができますが、CHATGPTのCode Interpreterの方が簡単です。
以下の画像はDALL-E2に chatgpt code interpritor と入力して作成された画像のひとつです。
続きは別途記載します。