2022年3月25日、FCC(米連邦通信委員会)がカスペルスキーを安全保障上の脅威がある企業に指定しました。
ネットセキュリティー会社カスペルスキー
カスペルスキーは日本でも評価の高い「カスペルスキーセキュリティ」を販売しているネットセキュリティー会社会社です。
私も以前使用していました。ウイルス検知率は長年最上位にランクされ、確かに検知能力はすぐれていました。
今はESETを使用しています。特にカスペルスキーに問題があった訳ではなく。更新時に3年5台適用のソフトの値段が安かったからです。
今まで、ノートン、マカフィー、トレンドマイクロと日本で有名なセキュリティーソフトは沢山使用してきました。
これらとの比較でも、ウイルス検知率は一番であったように思います。
しかし、今後は推薦を控える必要があると感じています。
以前からロシア政府との関係の深さを疑われることはあったのですが、民間企業ですので大丈夫だと思っていました。
先日、カスペルスキーのソフトを使用している「ネット脅威ブロッカー」付きのルーターを購入しました。目的は今使用しているトレンドマイクロセキュリティーソフトが入ったELECOMのルーターとどちらが、防御能力が高いかとか使いやすいかを比較するためでした。
回線も別で、パソコンも別なので一応評価して見たいと思います。
小規模零細企業は、毎月数万円のネットセキリティー費用は出せませんし、要員もいません。
- 低価格のセキュリティールーターかUTM
- コストパフォーマンスの高いウイルス検知・駆除ソフト
- オンプレミスとクラウドの使い分け
- 機器の故障や、ランサムウエア被害にあってもすぐ復旧できるバックアップシステムの構築
等が小規模零細企業であっても実装する時代になったと思います。
読売新聞の記事では、”ウイルス対策ソフトを手がけるロシアの情報セキュリティー会社「カスペルスキー」への警戒感が欧米で広がっている。米政府は同社を「安全保障上の脅威がある企業」に指定し、排除の姿勢を強めたほか、ドイツ政府も同社ソフトの利用はリスクが高いと警告し、別の製品に切り替えるように呼びかけた。"とあります。