セキュリティー

中小零細企業のセキュリティルーター

セキュリティールーターとは、一定のセキュリティ機能のあるルーターのことです。
機能的には以下の要件がもとめられています。

ルーターに求められるセキュリティー機能

インターネット接続における通信を制御し、さまざまなセキュリティ機能を提供するルーターのことを指します。この種のルーターは、個人利用から企業環境まで幅広く使用されます。以下は、一般的なセキュリティ機能のいくつかです。

ファイアウォール

不正な通信をブロックするためのフィルタリング機能。IPアドレスやポート番号に基づいて、信頼できないソースからの通信を制限します。

2VPNサポート: Virtual Private Network(VPN)を通じて、安全な通信を確立します。外部ネットワークから企業ネットワークなどに安全に接続するために使用されることが多いです。

侵入検知・侵入防止システム(IDS/IPS)

ネットワーク上の異常な活動を検知し、不正アクセスを防ぐ機能。

パレンタルコントロール

コンテンツフィルタリングや利用時間の制限など、子供向けのインターネット利用を制御する機能。

ゲストネットワーク: ゲスト用の分離されたネットワークを作成し、主要なネットワークから隔離します。これにより、ゲストユーザーが重要なリソースにアクセスするのを防ぎます。

自動更新

セキュリティルールやファームウェアの自動更新機能で、常に最新のセキュリティ対策が取られます。

エンドポイント保護

ネットワークに接続されたデバイスのセキュリティステータスを監視し、感染デバイスが他のデバイスに悪影響を及ぼさないように制御します。

オススメのセキュリティー機能のついたルーター

ある程度の規模の会社であれば、ルーターはCISCOかYAMAHAから選択すると思います。しかし機器もそこそこの値段ですし、パラメータをきって設定するだけでも数万から数百万の費用はかかります。

最近は、小規模零細企業、個人事業所等も狙われることがあるので、ルーターはセキュリティ機能を付加する必要があります。

この場合、ルーター本体にセキュリティソフトが組み込まれている場合と別売りの機器を接続する場合があります。

 

中小零細企業からネットワークセキュリティについて、相談された時は、ウイルスバスター for homenetwork(ルーターは別途必要)か、CISCO Meraki Goセキュリティゲートウェイ(ルーター機能付きですがWIFI機器は別売)を推薦しています。

いずれも低コストで一定程度ネットワーク監視が可能です。接続台数は物理的にはハブをつければ何台でも可能ですが、実効はPCだと10数台くらいまでと考えておいた方が良いでしょう。

NTT光のONUからwifi、IOT機器を含めた接続機器や方法の組み合わせは無数と言っていいほどあるので、個々の企業が拡張性、予算、事業所の間取り等を考慮して検討すれば良いと思います。

いずれも、パソコン、スマホ毎にESET、ウイルスバスター等のセキュリティソフトは必要です。

ウイルスバスター for homenetwork

この機器は、家族と数人の社員といった小規模企業でルーターセキュリティにまでお金をかけれない会社に最適です。

ウイルスバスターホームネットワーク

CISCO Meraki Go セキュリティゲートウェイ

CISCOシステムズは、大手の企業はすべて採用していると言っていいほどのルーターで有名な会社であり老舗です。

最近中小零細企業用にMeraki Goという低価格ブランドを立ち上げました。

meraki go

MERAKI GO

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