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営業電話をAIで断る!月3,000円以下の飲食店AI電話受付の作り方

「お電話ありがとうございます、〇〇です」。仕込みの手を止めて電話に出ると、「Googleマップの上位表示のご案内で……」。ランチの片付け中に出ると、「電気代が安くなるプランが……」。小さな飲食店の店主から、お客様の電話より営業・勧誘の電話のほうが多いという声をよく聞きます。

飲食店の電話対応を解説した記事でも、新規予約は電話全体の3〜5割程度にとどまると紹介されています。残りは予約の変更や取引先、その他の電話です。個人店ではこの「その他」に、営業・勧誘や大手企業を名乗るまぎらわしい電話が多く含まれます。

とはいえ、電話をやめるわけにはいきません。そこで今回は、AIに電話の一次受付を任せ、営業はAIのところで断り、折り返しが必要なお客様の電話だけをLINEに届ける仕組みを、月3,000円以下で作る方法を解説します。

この記事でわかること

  • 営業・詐欺まがいの電話を、AIに届く前に減らす4段階のフィルター
  • 月3,000円以下に収まる構成(050番号・Twilio・Gemini Live・LINE)
  • 営業電話を見分けるためのAIへの指示文(そのまま使える例)
  • 折り返しが必要な電話だけを、名前と番号つきでLINEに送る方法
  • 費用の試算と、3,000円を超えないための電話番号の出し方
  • 開発の手順と、導入前に決めておくべき注意点

先に結論

  • 非通知・自動音声・人による営業を、「転送設定 → 番号ボタン → AIの判定」の3か所で順に止めれば、AIの利用料はほとんどかからない
  • 構成は「050番号(Twilio)+Gemini Live+Cloud Runの無料枠+LINE公式アカウントの無料プラン」。予約用に050番号を出すなら月150件で約1,700円、既存の番号から転送するなら月100件で約2,800円(いずれも推測値)
  • AIには予約を確定させない。用件・名前・電話番号を聞き取ってLINEに送り、人が折り返す「受付専任」にするのが安くて確実
電話を全部AIに任せるのではなく、「営業は断って、お客様の伝言だけ届ける」と割り切ると、月3,000円以下で作れます。

飲食店AI予約受信システム


1. 小さな飲食店の電話は、予約より営業・勧誘が多くなりやすい

個人経営の飲食店には、集客・広告・回線切り替えなどの営業電話が毎日のようにかかってきます。代表的なものは次のとおりです。

種類よくある切り出し方
集客・広告の営業「Googleマップの上位表示(MEO)」「口コミ対策」「グルメサイト掲載」「求人広告」
契約切り替えの勧誘「電気・ガス代が安くなる」「光回線・電話回線の切り替え」「決済端末の入れ替え」
大手や公的機関を名乗る電話「NTTの者ですが」「Googleからのご案内で」と名乗り、契約の変更や手続きを求める
詐欺まがいの電話「掲載が停止される」「未払いがある」と不安をあおり、支払いや情報提供を急がせる
自動音声の一斉営業録音された音声が流れ、「ご興味があれば1を」と案内する

困るのは、営業電話への対応にも、お客様の電話と同じだけ手が止まることです。調理や接客の途中で出て、営業だとわかって断るまでに1〜2分。これが1日に何度もあると、仕込みも接客も乱れます。

一方で、留守番電話や「営業電話お断り」の自動音声だけにすると、本当のお客様の予約や問い合わせまで取りこぼします。必要なのは、営業とお客様を見分けて、お客様の分だけ確実に店主へ届ける仕組みです。

止めたいのは「営業の電話」で、「お客様の電話」ではありません。この2つを見分ける役をAIに任せます。

2. 構成は「050番号+Twilio+Gemini Live+LINE」で月3,000円以下に収まる

今回の仕組みは、5つの部品をつなぐだけで、それぞれ無料枠か少額の従量課金で使えます。

全体の流れ

お客様・業者の電話
↓(店の番号から転送、または050番号に直接)
Twilio(050番号):録音済みの挨拶を流し、「1を押す」で振り分け
↓
中継サーバー(Cloud Run):電話の音声をAIに渡し、AIの声を電話に返す
↓
Gemini Live:用件を聞き、営業なら断って終了、お客様なら伝言を聞き取る
↓(折り返しが必要なときだけ)
LINE公式アカウント:店主のLINEに、名前・電話番号・用件を送信

部品役割費用の目安
Twilio(050番号)電話の受付、自動音声、ボタン操作の受付番号代 月4.75ドル+着信 1分0.01ドル
Twilio Media Streams通話の音声をリアルタイムでサーバーへ送る1分0.004ドル(米国向け料金表の値)
Gemini 3.8 LiveAIとの音声会話入力 1分約0.005ドル、出力 1分約0.018ドル(推測を含む)
Google Cloud Run中継サーバーの置き場所無料枠内(CPU 月18万vCPU秒まで無料)
LINE公式アカウント店主への通知無料プランで月200通まで送信可

AIにGemini Liveを選ぶ理由は、他社の音声AIと比べて1分あたりの単価がかなり安いからです。たとえばOpenAIのGPT-Live-1は1分0.05ドルとされています。電話と直接つなげる機能はOpenAIのほうが整っていますが、月3,000円以下という条件ではGeminiの安さが効きます。

Geminiは電話と直接つなぐ機能を持たないため、Twilioとの間に音声を変換する中継サーバーが必要です。ここが唯一の「開発」部分ですが、Pipecatなどのオープンソースに雛形があるので、ゼロから作る必要はありません。

お金がかかるのは「電話番号」と「話した時間」だけ。サーバーと通知は無料枠でまかなえます。

3. 営業・詐欺まがいの電話は、4段階のフィルターでAIに届く前に減らす

費用を抑えるコツは、AIが話す前の安い段階で、営業電話をできるだけ落とすことです。AIは話した時間だけ課金されるので、AIに届く電話が減るほど安くなります。

段階止める相手AIの費用
第1段階:転送設定非通知の電話かからない
第2段階:「1を押す」自動音声自動音声の一斉営業かからない
第3段階:AIが用件を確認人がかけてくる営業・勧誘30秒〜1分程度
第4段階:時間上限・ブロックリスト粘る相手、何度もかけてくる相手上限で打ち切り

第1段階:非通知の電話は、ボイスワープの時点で転送されない

NTTの転送サービス「ボイスワープ」では、番号を通知しない電話は転送されず、番号の通知を求めるメッセージが流れます。店の番号からAIへ転送する場合、非通知の電話は自動的にAIへ届きません。

第2段階:最初の自動音声で「1を押す」を求めると、一斉営業の自動音声は通らない

Twilioで最初に録音済みの挨拶を流し、「ご予約・お問い合わせのお客様は1を押してください」と案内します。録音音声で一斉に電話をかける営業はボタンを押さないので、ここで終わります。

挨拶の例:「お電話ありがとうございます。〇〇です。ご予約・お問い合わせのお客様は、1を押してください。なお、当店では営業・勧誘のお電話はお受けしておりません。」

挨拶は音声合成ではなく、店主やスタッフの声を録音したファイルで流すのがお勧めです。合成音声の追加料金がかからず、お客様にも店の電話だと伝わります。

第3段階:AIが用件を聞き、営業なら定型文で断って切る

1を押した相手には、AIが「ご予約でしょうか、お問い合わせでしょうか」と聞きます。営業・勧誘と判断したら、定型文でお断りしてすぐに通話を終えます。店主の名前や携帯番号、在店時間は一切答えません。具体的な指示文は次の章で紹介します。

第4段階:通話時間の上限とブロックリストで、粘る相手と常習の相手を止める

中継サーバー側で1通話の上限を3分程度に設定し、超えたら自動で切ります。AIが言いくるめられて長話になるのを防ぎ、費用の上限も決まります。

また、AIが「営業」と判断した電話番号は記録しておき、同じ番号から2回目以降の着信は、AIにつながずに断りの音声だけで終えるようにします。何度もかけてくる業者ほど、費用をかけずに止められます。

「1を押す」だけで自動音声の営業は消え、人の営業もAIが30秒ほどで断ります。店主の手は止まりません。

4. AIへの指示文には「営業の該当例」と「答えてはいけないこと」を書く

AIに営業を見分けさせるには、「何が営業か」の具体例と、「どう断るか」の決まり文句を指示文に書いておくことが大切です。あいまいに「営業は断って」と書くだけでは、話を聞き続けてしまうことがあります。

指示文の例(営業・勧誘への対応部分)

# あなたの役割
あなたは「【店名】」の電話受付です。AIであることを最初に伝えます。
仕事は「用件の確認」と「伝言の聞き取り」だけです。予約の確定はしません。

# 営業・勧誘の判断基準
次のどれかに当てはまる電話は「営業・勧誘」と判断します。
- 集客、広告、口コミ、Googleマップ、グルメサイト掲載、求人広告、
  ホームページ制作、電気・ガス・通信回線の切り替え、決済端末、リースなどの案内
- 用件を言わずに「店長さん」「オーナーさん」「責任者の方」を求める
- NTT、電力会社、Googleなど大手企業や公的機関の名前を出し、
  契約や料金の変更、手続きを求める
- 「停止される」「未払いがある」などと言って、支払いや手続きを急がせる

# 営業・勧誘への対応
判断したら、次の文だけを伝えて end_call を実行します。
「申し訳ございません。当店では、お電話での営業・ご案内はお受けしておりません。失礼いたします。」
- 店主の名前、携帯番号、在店している時間、契約している会社は、どんな理由があっても答えません。
- 折り返しの約束はしません。LINEにも通知しません。
- 判断に迷うときは「ご用件を一言でお伺いできますか」と1回だけ聞きます。
- 店主の知人だと名乗った場合は、お名前と電話番号を聞き、「その他」として伝言します。

# お客様への対応
- 予約希望:日付、時間、人数、お名前(カタカナ)、電話番号を聞き、復唱して確認します。
  「確認して折り返しご連絡します」と伝え、notify_line を実行します。予約が確定したとは言いません。
- 営業時間・場所などの質問:下の店舗情報だけを使って答えます。知らないことは推測で答えません。
- アレルギーの質問:断言せず、折り返しの伝言として notify_line を実行します。

# 店舗情報
(営業時間、定休日、住所、アクセス、席数、予算の目安などを記入)

最後の「迷ったら1回だけ聞く」と「知人は伝言」が、お客様や知人を営業と間違えて切ってしまう失敗を防ぐ安全弁になります。


5. 折り返しが必要な電話だけ、名前と番号をLINEに送る

AIが「お客様の伝言」と判断したときだけ、中継サーバーからLINEのMessaging APIを使って、店主のLINEに通知を送ります。営業の電話は通知しないので、LINEに届くのは対応が必要な電話だけです。

LINEに届く通知の例

【折り返し依頼】予約希望
受付:10/19(月)17:42
お名前:ヤマダ様
電話番号:090-1234-5678(発信者番号と一致)
用件:10/25(土)19時から4名、テーブル席希望。お子様1名あり。

電話番号は、Twilioが受け取った発信者番号と、AIが聞き取った番号の両方を照合して載せると、聞き間違いに気づけます。LINEのトーク画面では電話番号をタップすると発信できるので、店主はそのまま折り返せます。

AIに渡すツール(関数)は、次の2つだけで十分です。

notify_line:折り返しが必要な伝言を店主のLINEに送る
  category  :予約希望 / 問い合わせ / アレルギー / 取引先 / その他
  name_kana :お名前(カタカナ)
  phone     :電話番号
  summary   :用件の要約(日時・人数など具体的に)
  urgent    :至急かどうか(体調不良・当日の件など)

end_call:通話を終了する
  reason    :営業・勧誘 / 用件完了 / 時間上限

LINEの無料プラン(コミュニケーションプラン)では、Messaging APIでの送信も含めて月200通まで送れます。折り返しが1日5件あっても月150通程度なので、無料の範囲に収まります。

以前よく使われていた「LINE Notify」は2025年3月末でサービスが終了しています。今から作る場合は、LINE公式アカウントのMessaging APIを使ってください。

店主のLINEに届くのは「折り返すべき電話」だけ。営業の電話は、届いたことすら気にしなくてよくなります。

6. 費用は月約1,700〜2,800円。3,000円を超えるかは番号の出し方で決まる

費用を左右するのは、お客様に050番号を直接案内するか、今の店の番号からすべて転送するかです。転送する場合は、転送サービスの月額料金と転送時の通話料が店の負担になります。

試算の前提(すべて仮定)

  • 1ドル=150円で換算
  • 着信の内訳(月150件の場合):自動音声の営業45件(第2段階で終了、0.5分)、人による営業45件(1.0分、うちAI 0.7分)、お客様60件(2.5分、うちAI 2.2分)
  • AIが話している時間は、AIとの通話時間の4割と仮定
  • Geminiは会話の文脈を毎回読み直す分の課金があるため、計算値の2倍を見込む
項目パターンA:050番号を予約用に掲載(月150件)パターンB:店の番号から全件転送(月100件)
Twilio 050番号約713円約713円
Twilio 着信料約326円約217円
Media Streams約98円約65円
Gemini Live約600円約400円
Cloud Run/LINE0円0円
ボイスワープ月額不要約500〜550円
転送の通話料不要約880円(1件8.8円と仮定)
合計(推測)約1,700円約2,800円

パターンBで着信が月150件に増えると、転送の通話料がかさんで合計は約3,600円になり、3,000円を超えます。着信が多い店は、Googleビジネスプロフィールやホームページに「ご予約専用:050-xxxx」と050番号を載せるパターンAのほうが安く収まります。

ボイスワープには「一定時間出なかったときだけ転送する」設定もあります。手が空いている時間は店で取り、忙しい時間だけAIに回せば、転送の件数を減らせます。ただし、出られる時間帯の営業電話はそのまま鳴ります。

着信が多い店ほど「050番号を予約用に出す」ほうが得です。まずは今の電話件数を1週間数えてみてください。

7. 開発は6ステップ。中継サーバーのコードはAIに書かせてもよい

開発の作業は、アカウントの準備が4つと、中継サーバーの作成、転送設定とテストの6ステップです。

開発の手順

  1. Twilioで050番号を取得する:日本の番号は、取得時に本人確認書類や住所の登録を求められるのが一般的です。
  2. LINE公式アカウントを作り、Messaging APIを有効にする:店主のLINEで友だち追加し、通知先のユーザーIDを控えます。
  3. Gemini APIのキーを発行する:お客様の電話番号を扱うため、有料枠での利用をお勧めします。
  4. 挨拶の音声を録音する:「1を押してください」の案内と、営業お断りの音声をmp3で用意します。
  5. 中継サーバーを作り、Cloud Runに置く:電話の振り分け、音声の変換、Gemini Liveとの接続、LINE通知を担当します。
  6. 転送設定とテストをする:ボイスワープの転送先を050番号にするか、050番号を店の情報に掲載し、実際に電話をかけて確認します。

Twilio側の設定は、「挨拶を流してボタンを待つ」「1が押されたらAIにつなぐ」の2つの命令(TwiML)だけです。

<!-- 着信時:挨拶を流し、ボタン入力を待つ -->
<Response>
  <Gather numDigits="1" timeout="8" action="/gate">
    <Play>https://(音声ファイルのURL)/greeting.mp3</Play>
  </Gather>
  <Play>https://(音声ファイルのURL)/no-input.mp3</Play>
  <Hangup/>
</Response>

<!-- 1が押されたら:中継サーバー経由でAIにつなぐ -->
<Response>
  <Connect>
    <Stream url="wss://(Cloud RunのURL)/stream" />
  </Connect>
</Response>

中継サーバーの中心は、電話の音声(8kHz)とGeminiの音声(16kHz・24kHz)の形式を相互に変換する処理です。Pipecatの電話ボット用雛形を使うか、Claude Codeなどのコーディング支援AIに「Twilio Media StreamsとGemini Live APIをつなぐ中継サーバーを、Cloud Run向けに作って」と依頼すれば、たたき台はすぐにできます。

Cloud Runは使わないときは停止していて、最初の着信で起動するまで少し時間がかかります。第2段階の挨拶を流している間にサーバーが起動するので、お客様を待たせずに済みます。あわせて、Cloud Runのリクエストのタイムアウトを通話の上限時間より長く設定しておいてください。

難しいのは中継サーバーだけで、そこもAIに書かせられます。残りは画面での設定作業です。

8. 導入前に、取引先・緊急連絡・個人情報の扱いを決めておく

AIに電話を任せる前に、「AIが断ってはいけない相手」と「個人情報の扱い」を決めておく必要があります。

導入前の確認事項

  • 取引先は許可リストに入れる:酒屋や仕入れ先など、取引先の番号は営業判定をせず、伝言として「取引先」で通知します。
  • 緊急の電話は「至急」で送る:食事後の体調不良、忘れ物、当日のキャンセルなどは至急としてLINEに送り、すぐ気づけるようにします。
  • AIであることと、記録することを伝える:最初の音声やAIのあいさつで、「AIが受け付け、内容を店主に伝えるために記録します」と案内します。
  • 電話番号は店主のLINEにだけ送る:通知先は店主本人に限り、スタッフのグループには送りません。
  • Geminiの無料枠は使わない:無料枠では入力内容がサービス改善に使われる場合があるため、お客様の情報を扱う本番は有料枠にします。

詐欺の疑いがある電話をAIが記録した場合でも、AIの判断だけで済ませないでください。実際に被害が心配なときは、警察相談専用電話(#9110)や最寄りの警察署に相談しましょう。


よくある質問

AIに予約を確定させることはできませんか?

できますが、予約台帳との連携が必要になり、開発の手間と誤予約の危険が増えます。まずは「聞き取ってLINEで折り返す」形で運用し、予約の電話が多いとわかってから連携を検討するのがお勧めです。

お客様が「1」を押さずに切ってしまったら?

着信の履歴はTwilioに残ります。「ボタンを押さずに切れた着信」を1日1回まとめてLINEに送れば、必要に応じて折り返せます。まとめて送れば、通知は月30通程度で済みます。

ご高齢のお客様はボタン操作が難しくないですか?

客層によっては、「押さなくても8秒待てばAIにつながる」設定に変えられます。ただし、自動音声の営業もAIに届くようになるので、第3段階の判定と費用の比重が上がります。

050番号だと、お客様に怪しまれませんか?

Googleビジネスプロフィールやホームページに「ご予約専用番号」と明記すれば、問題になることは少ないはずです。市外局番から始まる番号(0AB-J番号)もTwilioで取得できますが、月20ドルかかるため、3,000円以内の予算を圧迫します。

Gemini以外のAIでも作れますか?

OpenAIのGPT-Live-1でも作れます。電話と直接つなげる機能が公式にあり、中継サーバーの開発が楽になります。ただし1分0.05ドルとされており、パターンAでAIの費用は約1,200円(推測)に増えます。

自分で開発するのが難しい場合は?

国内にもAI電話受付のサービスはありますが、料金は問い合わせ制のものが多く、月3,000円以下には収まりにくいのが実情です。仕組みづくりから相談したい場合は、こちらもご覧ください。


まとめ

まとめ

  • 小さな飲食店の電話は、予約より営業・勧誘が多くなりやすく、対応のたびに手が止まる
  • 非通知は転送設定で、自動音声の営業は「1を押す」案内で、人の営業はAIの定型文で、段階的に止める
  • AIは予約を確定せず、折り返しが必要な電話だけ名前と番号をLINEに送る
  • 050番号を予約用に出せば月150件で約1,700円、店の番号から転送すれば月100件で約2,800円(推測値)
  • 開発が必要なのは中継サーバーだけで、雛形やコーディング支援AIを使えば作れる

まずは1週間、かかってきた電話を「お客様」「営業」「その他」に分けて数えてみてください。営業が半分を超えていれば、AIに受付を任せる効果は大きいはずです。

店主の時間は料理とお客様のためのもの。営業電話の相手はAIに任せてしまいましょう。

参考リンク

※料金は2026年10月19日時点で確認した公開情報に基づきます。Twilioの料金は米ドル建て・税別で、日本の消費税が加算される場合があります。Media Streamsの料金(1分0.004ドル)は米国向け料金表の値で、日本の着信にも同じ単価が適用されるかは未確認です。Gemini 3.8 Liveの1分あたりの料金は第三者記事の換算値で、Googleの公式料金表には3.8 Live専用の項目がまだ掲載されていないとする記事もあります。転送の通話料(1件8.8円)は、ソフトバンク光電話の050番号向け料金(3分8.789円・税抜)を参考にした仮定で、NTTのひかり電話から050番号への料金は契約先にご確認ください。ボイスワープの月額料金は回線種別により異なります(ひかり電話で月500〜550円程度、加入電話の事務用で月800円)。着信件数・通話時間・為替(1ドル150円)はすべて仮定であり、試算は推測値です。

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