「ホームページからの問い合わせをもっと増やしたい」「自社の技術や品質をうまく伝えられていない気がする」――そんな悩みを持つ広島県内の小規模事業者の方に、ぜひ知っておいてほしい支援事業があります。
それが、広島県の「Webマーケティング環境整備支援事業」です。この記事では、補助金や助成金にくわしくない方でもわかるように、「どんな事業なのか」「何が受けられるのか」「まず何をすればいいのか」を、できるだけやさしく解説します。
この記事でわかること
- 「Webマーケティング環境整備支援事業」がどんな事業か
- セミナー → ワークショップ → 専門家の伴走支援 → 助成金、という流れ
- 無料で受けられる部分と、これから発表される部分
- 申請を考えている人がまずやるべきこと
そもそも「Webマーケティング環境整備支援事業」とは?
この事業は、公益財団法人ひろしま産業振興機構が行っている、広島県内の中小企業・小規模事業者の「販路拡大(はんろかくだい=新しいお客さんや取引先を増やすこと)」を応援する取り組みです。
むずかしく言うと「Webマーケティングの環境を整える支援」ですが、かみくだくと次のようなことです。
自社の強みを整理して、それをホームページなどWEB上できちんと伝え、
継続的に新しいお客さんから問い合わせがくる仕組みを、専門家と一緒につくっていく。
これまで広島県内の事業者向けには、商談会への出展などの支援がありました。ただ、こうした支援は「その場かぎり(一過性)」になりやすく、また「価格の安さ」で比べられてしまい、安定した取引につながりにくいという課題がありました。
そこで、一回きりではなく「自分たちの力で、継続的にお客さんへアプローチできる状態」を目指そう、というのがこの事業のねらいです。
なお、本事業は国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して行われています。(参照: Webマーケティング環境整備支援事業 公式サイト(wm-hiro.jp))
こんな事業者さんにおすすめ
業種は問いません。次のような思いがある方は、検討する価値があります。
- ホームページを活用して問い合わせを増やしたい
- 自社の技術・品質・対応力を、もっとしっかり伝えたい
- 新しい販路や顧客との接点をつくりたい
- ホームページの改修や、アクセスデータの活用に取り組みたい
「営業に手が回らない」「Webは苦手で何から始めればいいかわからない」という小規模事業者ほど、専門家に伴走してもらえるメリットが大きい事業です。
支援の流れは「4つのステップ」
この事業は、いきなり助成金がもらえるわけではありません。次の4つのステップを順番に進んでいくイメージです。
① セミナー(まずは知るところから)
Webマーケティングを活用するメリットや、実際にうまくいった会社の事例を紹介してもらえます。あわせて、このあとの「伴走支援」や「助成金制度」の説明もあります。受講は無料です。
② ワークショップ(自社の強みを整理する)
「自分の会社の強みは何か」「誰に・何を伝えれば問い合わせや商談につながるか」を、手を動かしながら整理していきます。ここを整理できると、ホームページで何を発信すべきかが見えてきます。
③ 専門家による伴走支援(一緒に進めてくれる)
専門家が、課題の洗い出しから、Webサイトの企画、導入後の使い方の確認まで、二人三脚でサポートしてくれます。
ポイント: 伴走支援の費用は「無料」です。
専門家に相談しながら進められる部分は、自己負担なしで利用できます。
④ 助成金(導入を後押し)
伴走支援を受けたうえで、実際にホームページの改修やツール導入などに取り組む場合に、その費用の一部を助成金で後押ししてもらえます。
助成金の具体的な内容(金額・対象経費・申請方法など)は、2026年6月に公式ホームページで発表予定です。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。→ wm-hiro.jp
全体スケジュールのイメージ
令和8年度(2026年度)の進み方は、おおまかに次のようなイメージです。
※あくまで予定(イメージ)です。実際の日程は公式サイトの案内をご確認ください。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年4〜5月 | 事業の周知・募集(参加者の受付) |
| 2026年6月以降 | セミナー/ワークショップの開催 |
| その後(随時) | 専門家による伴走支援(現状分析 → 計画策定 → 随時サポート) |
| その後(随時) | 導入支援(助成金の申請受付 → 審査 → 支払い) |
| 導入後 | フォロー(導入後の活用状況の確認・改善) |
流れをチャートで見ると…
| 周知・募集 4〜5月 | → | セミナー/ ワークショップ 6月以降 | → | 伴走支援 (無料) | → | 導入支援 (助成金) | → | 導入後 フォロー |
申請を考えている方は、まずセミナー・ワークショップへ
ここが大事なポイントです。
助成金は、セミナーを受講し、専門家の伴走支援を受けた方が対象になっていく流れです。
つまり、申請を考えている方は、まずセミナー・ワークショップに参加しておくのがおすすめです。
令和8年度は、広島と福山でセミナー・ワークショップが開催される予定です。「Webは苦手だから…」という方こそ、まずは話を聞くところから始めてみてください。受講は無料で、内容を聞いたうえで「自社でやってみるか」を判断できます。
開催日時・会場・申込方法などの最新情報は、公式サイトでご確認ください。
まとめ
- 「Webマーケティング環境整備支援事業」は、ひろしま産業振興機構が行う、県内事業者の販路拡大を応援する事業
- 流れは ①セミナー → ②ワークショップ → ③伴走支援(無料)→ ④助成金
- 伴走支援は無料。専門家と一緒にWeb活用を進められる
- 助成金の具体的な内容・申請方法は2026年6月に公式サイトで発表予定
- 申請を考えるなら、まず広島・福山のセミナー/ワークショップに参加を
「うちみたいな小さな会社でも大丈夫かな?」と迷っている方こそ、対象になりやすい事業です。まずは情報収集から、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
【参照元・公式情報】
※本記事は2026年6月時点の公開情報をもとに作成しています。助成金の金額・対象経費・申請期間などの詳細は今後発表されるため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。