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パソコンが遅いと思ったら大間違い!メモリ93%でも快適に動く理由

メモリ使用率93%なのに、なぜパソコンは遅くならないのか?

「メモリをたくさん使っていると、パソコンは重くなる」

そう思っている方は多いですが、実際にはメモリ使用率が高い=必ず遅いとは限りません。

わたしのパソコンは、インテルi5のプロセッサー、メモリー16GB、SSD 512GBという構成です。
SSDは実際には400GBほど使用中ですが、普段の作業ではそれほど遅いと感じていません。

実際のタスクマネージャーの画面を見ると、メモリ使用率は93%になっています。数値だけを見るとかなり危険そうに見えますが、体感ではまだ十分に使えています。画面上でも、CPUは10%、ディスクは1%で、主にChrome・Brave・Edgeの複数ブラウザが大きくメモリを使っている状態です。 

パソコンが遅い

実際のタスクマネージャー画面。メモリ使用率は93%ですが、CPUとディスクにはまだ余裕があります。

結論から言うと、遅くならない理由は主に3つです。
それは、SSDが高速であることCPUとディスクに余裕があること、そして最近のブラウザが賢くメモリ管理していることです。

理由1:HDDではなく「SSD」を搭載しているから

これが最も大きな理由です。

パソコンは、メモリがいっぱいになると、ストレージの一部を一時的にメモリ代わりとして使います。これを仮想メモリと呼びます。

昔のパソコンでは、この保存先がHDDでした。HDDは読み書きが遅いため、メモリが不足すると一気に動作が重くなり、「フリーズしたのでは?」と感じるほど遅くなることがありました。

しかし、今のパソコンはSSDです。SSDはHDDに比べて圧倒的に高速なので、メモリからあふれたデータを一時的にSSDへ逃がしても、処理がかなりスムーズに進みます。

つまり…
メモリが多く使われていても、SSDが高速なら「足りない分をうまく補える」ため、体感速度が落ちにくいのです。

理由2:「CPU」と「ディスク」の負担が小さいから

タスクマネージャーの画面を見ると、次のような状態でした。

  • CPU:10%
  • メモリ:93%
  • ディスク:1%

パソコンが本当に遅いと感じるときは、実はメモリだけでなく、CPUやディスクが詰まっていることが多いです。

たとえば、CPUが100%近く張り付いていたり、ディスク使用率が高くて読み書き待ちが発生していたりすると、クリックしても反応しない、文字入力が遅れる、画面がカクつくといった症状が出やすくなります。

でも今回は、CPUは10%、ディスクは1%です。つまり、頭脳にも通り道にもかなり余裕がある状態です。

ポイント
メモリの数字が高くても、CPUとディスクに余裕があれば、操作感は意外と軽いまま保たれます。

理由3:ブラウザの「メモリーセーバー機能」が優秀だから

画面を見ると、次の3つのブラウザを同時に起動しています。

  • Google Chrome
  • Microsoft Edge
  • Brave Browser

しかも、それぞれかなり多くのタブを開いている状態です。普通に考えると、これだけでパソコンが重くなってもおかしくありません。

ですが、最近のブラウザにはメモリーセーバースリープタブといった機能があり、今見ていないタブの動作を一時的に抑える仕組みが入っています。

そのため、見た目上はメモリを大きく使っているように見えても、実際には使っていないタブを自動で省エネ状態にしているのです。

つまり、必要なところにだけパワーを回しているので、作業中のブラウザやアプリは快適に動きやすくなっています。

なぜ「93%」でもまだ使えるのかを、机にたとえると分かりやすい

メモリはよく「作業机」にたとえられます。

机の上に資料がたくさん広がっていると、「もう限界では?」と思いますよね。ですが、実際には今使う資料だけが手元にあり、残りはすぐ取り出せる場所に整理されているなら、作業は案外スムーズに進みます。

今回のパソコンも同じです。

  • 机の上(メモリ)はかなり埋まっている
  • でも引き出し(SSD)がとても速い
  • 作業する人(CPU)にも余裕がある

だから、数字ほどは苦しくないのです。

ただし、安心しきっていいわけではない

現状は確かに十分使えていますが、まったく問題がないわけではありません。

特に気をつけたいのは、SSDの空き容量です。

512GBのSSDのうち、すでに400GBほど使っているとのことなので、空き容量はおよそ100GB前後です。今はまだ問題なくても、ここからさらに空きが少なくなると、仮想メモリのための余裕が減ってしまいます。

そうなると、ある日突然、次のような症状が出る可能性があります。

  • ブラウザの切り替えが遅くなる
  • アプリの起動が重くなる
  • Windows全体がもたつく
  • 更新処理やバックグラウンド処理で一気に重くなる

注意点
メモリ93%は「まだ使える」状態ではありますが、余裕が大きい状態ではありません。
SSDの空き容量がさらに減ると、急に重く感じる可能性があります。

快適に使い続けるためのポイント

今後も快適に使うためには、次の3つを意識すると安心です。

  1. SSDの空き容量をなるべく確保する
    不要なファイルや使っていないソフトを整理して、余裕を持たせておきましょう。
  2. 使っていないブラウザタブを定期的に閉じる
    スリープ機能があっても、タブが増えすぎると負担は積み重なります。
  3. 必要なら将来的にメモリ増設を検討する
    もし普段からブラウザを大量に開く使い方なら、16GBより32GBの方がさらに快適になります。

まとめ

大量のメモリーを使用していてもパソコンが遅くならない理由は、単純に「メモリの数字だけ」で決まるわけではないからです。

  • SSDが高速なので、仮想メモリの処理が速い
  • CPUとディスクに余裕がある
  • ブラウザが使っていないタブを自動で省エネ化している

この3つがそろっているため、メモリ使用率93%でも、まだ十分実用的に使えているわけです。

ただし、今後も快適さを維持するには、SSDの空き容量には少し注意しておくのがおすすめです。数字だけに振り回されず、CPU・ディスク・ストレージ空き容量をセットで見ることが、パソコンの本当の状態を知るコツです。

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